kawasakiZ2(ZU)750RS|初期型Z2はここが違う 見分け方(最初期型)
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Z2(ZU)750RS
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Z750D2 Z750 FOUR
kawasakiZ2 750RS ZU の写真

火の玉タンクのkawasakiZ2には、最初期と呼ばれるバージョンがある。
車体番号では、Z2F-00026〜Z2F-03834
750RS/Z2の販売の第一号は車体番号Z2F-00026だがエンジン番号で車検証は”Z2E”の文字のみの記載。
最初期型はZ2F-1086まで初期型はZ2F-03834、ヘッドガスケットは1枚物、キャブもφ28mm装着のものもあった。Z2E-01758からカムスプロケットに水平マークが入る。

・車名:750RS
・型式:Z2
・車体番号:Z2F-00026〜Z2F-03834
・発売日:1973年3月
・価格:41.8万円
・最高出力:69ps/9000rpm
・最大トルク:5.9kg/7500rpm
・車体重量:230kg

1.ライトステー
一番目に付くのは、ライトステー。フォークカバーと溶接部の継ぎ目を削り落としている。メッキも厚く仕上げがよい。
ただし、最近乗のレストア車はほとんどこのタイプのレプリカを使用している場合が多い。

初期型 初期型以降


2.キャブレター
最初期型のキャブレターのドレンボルトは、現行のミクニVMのような大型の6角ボルトになっている、後に整備性を上げるためかマイナスネジに変更されている。

初期型 初期型以降


3.マフラー
最初期型のマフラーは、エンド部に、縦に鉄の棒が入っている。後にこの望は省略されている。
これもライトステート同様、レストア車はほとんどこのタイプのレプリカが販売されている。
当時もののマフラーには、Z1,Z2の刻印がマフラーにされていることから確認できる。

初期型 初期型以降


4.アクセルストッパー
最初期型のZ2には、アクセルホルダーの下にスプリング付きのボルトがついている。
これは、アクセル固定用のネジで、原始的なクルーズコントローラである。
アクセルワイヤー用の注油の穴ではない。
その後、アクセルストッパーは省略されたが、その後もネジ穴は空いたままになっている。

初期型


5.エンブレム
ZU及びZUA型のタンクは、一般にプレスタンクと呼ばれる左右別体金型成型である。このプレスタンクに付くKAWASAKIのエンブレムは、最初期のものは小さ目のものがついている。Z2のエンブレムには小さいものと大きいものがある。Z2A以降は大きいエンブレムとなるが以前と小さなエンブレムはネジのピッチが違ってとりつけることができない。

上段:初期型
下段:初期型以降


6.インジケーターパネル
最初期のインジケーターパネルは、ニュートラルランプが一番左に配置されている。
当時Z1と部品を共用していたため、ウインカーのランプがFLASHと表示されていた、後にFLASHからTURNへ変更され国内仕様とされた。間もなく一番左TURNに変更したものに変わっている。その後Z2Aに変更された。
インパネ最上部の穴はもともと空いているもので、キーホルダーを差し込むものである。

初期型 初期型以降


7.240km/hメーターか220km/hメーターか
最初期型の当初の300台程度には220km/hメーターが存在する。
その後、180km/hメーターに変更されている。
ただし、カタログは240km/hとなっているが、行政指導により販売車両は220km/hメーターとなっている。

8.リアリフレクター
当時の国内の規制に合せたのか、赤い標識灯ではなく黄色のリアリフレクターを装着されたZ2が最初期型には存在している。

初期型


9.ブレーキレバー&クラッチレバー
初期型のブレーキレバーとクラッチレバーにはコーティングされたレバーが採用されている。

初期型




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初期型Z2はここが違う 見分け方(最初期型)
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Z2Aの違い 見分け方
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Z2Bの違い 見分け方
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Z750A4の違い 見分け方
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Z750D1の違い 見分け方
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